【スマホ修理】iPhone8 バッテリー交換しました
こんにちは。今回はiPhone8のバッテリー交換をいたしましたのでご紹介いたします。
画面交換については以前ご紹介した記事を参考にしてください。
iPhone8といえばバリバリ現役のiPhoneの一つで、町中でよく見かけるiPhoneでもあります。私も去年までこのiPhone8を使っていました。
iPhone8の発売は2017年10月27日です。もう4年近く前の機種になるんですね。
同じ時期に大きいサイズのiPhone8 plus、そしてiPhoneXが発売されています。
私は8とX(テン)が同期って聞くと未だに違和感を覚えます。9は一体どこに…?
先代のiPhone7まではアルミフレームのボディで覆われていましたが、8以降は無線給電に対応すべく背面がガラスに交換されています。
(ここから余談)
余談ですが、そのせいで修理項目に「背面ガラス割れ」という項目が追加されました。ちなみに背面ガラス交換は非正規などのお店でお願いすると結構高額だったりします。
iPhoneの背面ガラスにあるりんごのロゴには商標権の登録がなされているので、ちゃんとしたパーツで修理しようとすると状態のいい中古品から剥ぎ取ってくるくらいしか部品の入手方法がありません。加えて、背面ガラスを取り外す作業は結構めんどくさいです。そのため、画面修理などと比較して高額な修理になってしまうということです。
更に余談ではありますが、自分で修理する場合はこれに限りません。りんごのロゴなしの背面ガラスなんてものあります。
iPhone 8 / 8 Plus/X 修理用 バックパネル バックプレート バックガラス Kayyoo バックフレーム バッテリーカバー バックカバー 交換部品 (iPhone 8, ホワイト)
また、ここでは詳しくは紹介しませんが、
商品紹介ページの画像でりんごのロゴの部分をまるで何かを隠すように不自然に塗りつぶされているものがあったり、届いた商品の背面ロゴの部分になぜか剥がせるシールが貼ってあるものがあったり…
そんな商品もあります。
非正規店で背面ガラスの修理を依頼する場合、事前にどんなパーツを使うのかは説明を受けたほうがいいと思います。
あなたの背面修理に使われる部品は、正規品再利用?ロゴなし?
それとも…?
(余談おわり)
8以降はFace IDのロック解除に移行したため、この8が最後の物理ホームボタン搭載モデルでした。そのため、発売から時間がたった今でもなかなか中古市場で大幅な値崩れのないモデルでした。
そう、SE2が発売されるまでは…
では修理の紹介をしていきます。
こちらが今回修理した端末です。電源を切り、パネルを外していきます。
パネルを外しました。パネルにつながるケーブルを切らないように注意です。
以前の7の修理のときもやりましたが、パネルはつないだままバッテリーの交換をします。
バッテリーのコネクタを外します。
ここからが本修理の最難関です。
バッテリーと本体を接着しているテープを引き剥がします。
写真はありませんが、今回は切らずに剥がすことができました…
でもこれだけで終わりではありません。
上の方で書きましたが、iPhone8以降の機種は無線給電に対応しています。
バッテリーの下には無線給電用のコイルがあるため、このテープはそのコイルを避けるように貼り付けられています。
その分、いつもよりテープの本数が多いです。
下2枚、上2枚の計4枚の両面接着シールがあります。上は引いてる途中でちぎれました。
パネル中央にある黒い丸いのが無線給電のコイルです。こいつを避けるようにシールが貼ってあったわけです。
この黒い部分ですが、強く引っ掻いたりすると破れて中のコイルが露出してしまいます。
そのため、バッテリーのテープがちぎれてこじ開ける際はこの黒い部分を傷つけないように注意してください。多分、多少なら傷つけても大丈夫だと思いますけども…
交換用のバッテリーを取り付ける際も、両面テープは無線給電のコイルを避けるように貼ります。
コイルの上に貼っちゃっても機能には問題ないんですが、なにかあって次バッテリーを外さなきゃいけなくなった時が大変になります。
電源投入が確認できたら、元の状態に組み上げて作業完了です。
お疲れさまでした。