【スマホ修理】iPhone7 バッテリー交換しました
こんにちは。
今回はiPhone7のバッテリー交換をしましたので、そのご紹介をします。
iPhone7は2016年にアップルから発売されたモデルです。
それまで当たり前であったイヤホンジャックが排除しされたはじめてのモデルでもありました。7以降、iPhoneシリーズにイヤホンジャック搭載モデルは生産されていません。
7って発売されてからまだ5年しか経ってないんですね…
6,6s,7,8は、ケースなんて付けてるとほとんど区別がつかないような見た目をしていますし、最近は8の見た目を継承したSE2なんてのも出ましたから。
なんとなく、もう少し前に出た機種かと勝手に思っていました。
アップルはXの発売以降は物理ホームボタンを廃止する方向に動いているので、ホームボタンでの操作に慣れている方などは7以降買い替えをせず使っていらっしゃる方も多いかと思います。
古い型にはなりますが通常使用する分にはスペックは十分ですし、iPhone7のアップルのサポート終了も2024年ということで、まだもうしばらくは現役の本機。
ですが長く使ってらっしゃるとどうしても避けられない問題になってくるのがバッテリーの消耗です。
iPhoneをアップル正規店にて新品購入する場合、アップルケア未加入の状態では保証期間は2年間です。
その2年の間にバッテリーに著しい劣化が見られた場合、アップル正規サービスで無償交換が可能です。
逆を言えば、アップル的には最低で2年間性能を維持できるような製品を作ればよいということになります。バッテリーの性能に関しても同様です。
そのため、使い方にもよりますが、使いはじめて大体2年くらいがバッテリーの持ちが多少気になってくる時期だと言えます。
事実、どの機種でも2年過ぎたあたりからバッテリー交換の依頼が非常に増えます。
それが5年も前の機種にもなると…
では、交換していきましょう。
まずは星ビスを外して、開腹ツールを使ってパネルをこじ開けていきます。
私は星ビスを外し忘れて開けようとしてパネルを壊しかけたことがあります。単純なミスですが、気づかない時はマジで気づかないので注意です。
iPhone6s以降は防水機能があるので、防水のためパネルと本体が防水パッキンのシールで接着されています。
シールが固くてなかなか剥がれてこない時はドライヤーやヒートガンなどで温めると外れやすいです。
これがパカッと開けた状態です。iPhone7は右開きです。
間違った方向に引っ張ったりすると、フロントカメラやフロントパネルと繋がっているケーブルを傷つけることになるので絶対に注意です。
本当はこのケーブルも全部外したほうがより安全に作業ができるんですが、面倒なのと、外すときにケーブルを傷つける可能性も考慮してケーブルは外さず作業を進めていきます。
写真の上部右側を見ればわかるように、7のパネル上部には本体にパネルを引っ掛けるフックが付いています。なのでパネル上部を外す際はこのフックを外すようにずらしてやると簡単に外れます。
写真撮ってないんですが、ここからがバッテリー交換の一番めんどくさい作業で、本体からバッテリーを取り外すのですが…
バッテリーは本体と両面の粘着テープでくっついていて、引っ張って剥がす方法が推奨されているのですが、このテープがマジで曲者です。
引っ張ってる最中に
切れる。
簡単に剥がせるかどうかは最早
運。
むしろ簡単にはがせたことなんてめったにありません。例外なく今回も引いてる最中に切れました。
切れてしまった時は、私はドライヤーで背面を温めながらプラスチックのコテなどをバッテリーの下に差し込んでテコの原理で剥がします。
バッテリーは爆発物なので、多少ならまだしも過度に折り曲げ過ぎたりしないように注意しながらやってます。
こんな感じでバッテリーの取り外しが終われば、後は交換用のバッテリーを接続してテープで本体と接着、外した部品を元に戻すだけです。
これでバッテリー交換完了です。設定画面で確認できる最大容量は100%。
新品同様のバッテリー持ちでまたしばらく使って頂ける形になりました。
本記事は以上です。ありがとうございました。