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【スマホ修理】iPhoneSE初代 バッテリー交換しました

こんにちは、今回はiPhoneSE(第一世代)のバッテリー交換をしましたのでその紹介です。

 

iPhoneSE(第一世代)は2016年3月24日に発売されたiPhoneのモデルです。

SEはSpecial Editionの略だそうです。知らなかった…

見た目は5sのまんまですね。もちろんベースは5sです。

5sとの見た目の違いは、ホームボタンに枠線がないことと、背面に「SE」の文字があること、あと本体エッジが非光沢仕上げになったことです。

 

カメラやCPUはiPhone6sと同等性能ですが、一部機能は6sに及ばないらしいです。

本機の大きな特徴としては、5sになかったVoLTE通信に対応したという点でしょうか。

5sは4G回線が使用できないため、3G回線が停波されたら携帯電話としては終了してしまいます。それに比べ本機は4G対応のため、3G回線が途絶えた後でも使い続けられます。

ちなみに5sと同様防水ではありません。

また、現在の最新iosに対応しているiPhoneの中では、本機が最小、最軽量です。

12miniよりもちっさいです。5sはもうiosの更新が止まってしまっています。

 

アップルストアでの販売はもう終了してしまっている本機ですが、iosのアップデート、正規修理サービスは2021年7月現在まだ継続して利用可能なようです。まだしばらくは使える機種ということですね。

 

最新機種に性能は大きく劣りますが、電話をして、ラインをして、動画を見るくらいであれば十分なスペックがあるので、意外とまだ使っている方を見かけます。

 

ただ5年も前の機種となるとどれだけ大事に使っていてもバッテリーの劣化だけは避けられません。

今回修理した端末は最大容量50%代でした… お勤め、ご苦労さまです。

 

それでは修理の方やっていきます。

 

いつも通り星ビスを外して本体を開いていきます。SE初代は防水機種ではないのでパネルの下に防水テープがなく、ヒートガンで暖める必要がなく簡単に開きます。

 

が、

 

ここでいつもと違う点が2点あります。

まず一点、いつもが横開きなのに対して、本機は縦開きであること。

そしてもう一点、がこいつです。

 

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見えますでしょうか?ホームボタンの下辺りからにょきにょき伸びるケーブルが。

これ、ホームボタンのケーブルです。

縦開きだからといって勢いよくパカッと開いてしまうと、ここが切れてホームボタンが昇天してしまいます。

なので慎重に勢いが付きすぎないようにヘラなどを使って開きます。

 

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ホームボタンのケーブルを外しました。

転がってる金属の小さいやつは、ケーブルが外れないようにするカバーです。

このカバーを外してから、ケーブルのコネクタを外します。

くれぐれもカバーごと勢いよく引き抜かないよう。

 

ホームボタンが死んでしまいますので。

ちなみに5sも同様の構造をしています。修理の際は慎重に。

 

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60°くらいの角度で開封です。本機のパネルのケーブルは端末上部についていますが、ケーブルの長さに余裕がないためこれ以上開くとパネルのケーブルが引きちぎれる恐れがあります。

私が修理の参考にしているiFixit(

iFixit:無料リペアマニュアル

)では、なぜか90°くらい開口された写真が掲載されておりますが、そこまで開いてしまうとパネルのケーブルにテンションが掛かってしまいます。

コネクタやソケットを傷つけないためにも60°くらいで止めておくのがいいでしょう。

 

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カバーを外して、バッテリーコネクタを外します。

 

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ちょっと見にくいですが、SE初代(5sも確か同様)のバッテリーの両面テープは、バッテリー左下あたりに剥がすための取っ手が織り込まれています。

ピンセットなど先が細いものでこれを引き出し、いつものように引き剥がしていきます。

 

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バッテリー、見るも無残な姿に。

古い端末は両面テープが硬化してしまっている場合があり、そうなると簡単に剥がれてはくれません。

…つまり、千切れました

 

テープが千切れたのでバッテリー裏にヘラを差し込み、ウラ面からヒートガンで温めながらバッテリーを剥がしました。

ヘラを差し込む際は充電コネクタ等の基盤を傷つけないよう、なるべくパーツと干渉しない角度から差し込んでくださいね。

あと、バッテリーは爆発物なので過度に折り曲げたり穴を開けたりは絶対にしないように。

 

(修理終了後の写真撮り忘れた。)

 

今回は以上です。お疲れさまでした。