【一部の人には超便利?】個人的には神アプリ「LINE Lite」の紹介
こんにちは。今回は大昔にやるやるって言ったまま全くやってこなかった、私がP40 Proで使用しているアプリ、「Line Lite」の紹介記事です!
- LINE Liteって何?
- 本家LINEとは何が違うのか?
- LINE Liteの最大のメリット「本家と併用が可能」
- 結論:スマホ、タブレット2台持ちの人用LINEアプリ
- LINE Liteの導入法は?
- このアプリを使っている感想
- LINE Lite使用上の注意
- まとめ LINE Liteは便利なアプリ!
LINE Liteって何?
「LINE」といえばスマホを使っている人ならば殆ど知っているであろう超超有名メッセージアプリかと思います。
そのLINEに軽量版なるものがあることは皆さんご存知でしょうか?
そう、今回ご紹介するLINE Liteこそ、その本家LINEの軽量版アプリなのです!
本家LINEとは何が違うのか?
本家LINEとLINE Lite、一体何が違うのでしょうか?
まずこのLINE Lite、Android端末(スマホ、タブレット)専用アプリです。残念ながらios版は現在リリースされていません。
機能面ですが、通話、メッセージ、スタンプの送受信、写真やデータの送受信などの基本的な機能は本家LINEと全く一緒です。
ただ、その他機能が大幅に削減されています。
具体的に書くと、
- ホームがない
- タイムラインがない
- ニュースがない
- ウォレットがない
- ストアがない(スタンプ等の購入不可)
- QR読み込みがない
- トーク等のバックアップ機能がない
- 一部リンクが開けない(ヤマト運輸の荷物お届けラインなど)
などなど…
つまり、前述した基本的な機能以外なんもないです
なんでこんな事になっているのかというと、このLINE Liteというアプリはネット環境が不十分な新興国に向けて超軽量版として開発されたという経緯があるためなんです
そのため、通話とトークだけという本当に最低限必要な機能だけが実装されているみたいですよ
LINE Liteの最大のメリット「本家と併用が可能」
ここまで読んでいただいた方は、
どこが神アプリなの?????
そう思ったと思います。
究極にシンプルなLINE
を追い求めている人以外、普通はそう思いますよね…
LINEペイも使えないしスタンプも買えないし、こんなに何もできないんじゃわざわざこんなん使わなくても本家LINEでいいじゃんってなりますよね。
そうなんです、本家LINEでいいんです。
というか、このLINE Liteを活かすためには本家LINEは必須なんです
この一見すると欠点だらけのLINE Lite、その最大のメリットは本家LINEとの併用
つまりなんとこのLINE Liteというアプリは、本家LINEと同じアカウントに他端末で同時ログインができてしまうんです
それってなんのメリットがあるの?
仮にLINEがインストールされている2台のiPhoneがあったとして、
片方のiPhoneのLINEにログインした場合、もう一方のiPhoneのLINEにログインしようとすると、先にログインしていたiPhoneからは自動でログアウトされてしまいます。Androidスマホも同様です。
簡単に言うと、LINEは複数アプリからの同時ログインを制限しています。
2台以上のスマホで同じアカウントにログインをすることは普通はできないんです。
特別に、iPad版とPC版LINEアプリのみ同時ログインが許されています。
なのでiPhoneとiPad、AndroidとiPad、iPhoneとPCみたいな組み合わせの場合のみログインが可能なんですね。
ちなみにこれAndroidタブレットは対象外。スマホと同時ログインできません。
これなんでかっていうと、
各端末でインストールできるLINEアプリの種類って実は違うんです。
簡単に言うと、
みたいな感じでアプリが違うんです、実は。
同じLINEアプリを使っているようで、iPad版はiPad用にわざわざ作られた専用アプリなんですね。
なので、専用で他と分けて作ってあるPC版とiPad版のみ、スマホにインストールできる普通のLINEと併用が可能ということなんです。別物だから。
AndroidタブレットのLINEは他のLINEと同じだから同時ログインできない、そんな感じです。
前置きが長くなってしまいましたね
では、LINE Liteってどのような扱いなんでしょうか?
なんと、LINE LiteはLINE Liteなんです。
普通のLINEでもなく、iPad版でもなく、PC版でもない
第4のLINEアプリなんです。
インストールできるのがAndroid端末のみに限られるのが惜しいところですが、
みたいな組み合わせで同時ログインが可能なんですね〜
結論:スマホ、タブレット2台持ちの人用LINEアプリ
本家LINEと違いLiteは色々と使えない機能があるので、これ単体で使うことはあまりおすすめしません。
本家LINEを入れている端末以外にサブ端末をお持ちの場合、このアプリは輝きます。
なんてったって同時ログインできるんだから。
便利その1:AndroidタブレットでiPadのようにLINEが使える
LINEが使えるか否か。
これ、iPadとAndroidタブレットの地味に大きな差の一つだったと個人的には思うんです。
なんとこのLINE Liteを使えばその差を埋めることができます!!
iPadは超高性能で他タブレットの追随を許しませんが、それ故非常に高価です
また、iPhoneなどのApple製品との連携を想定して作られているためAndroidスマホとの連携は当然イマイチ。
Androidとの連携やコスパを考えて、Androidタブレットを視野に入れるのもありなのではないでしょうか??
その上でLINEが使えるというのは非常に重要になってくると思うんですよね。
便利その2:Android2台持ち!サブ端末でもLINEを!
Android端末といえばとにかく種類が豊富で、Galaxy Z Flipのような個性的な端末も続々登場してきますよね。
また、iPhoneにくらべ安価な機種も多いので、会社から社用Androidスマホを貸し出された!なんてことも多いと思います。
そんな感じで、物欲だったりお仕事の都合で2台持つことが多いと思うんですよAndroidは(偏見だったらスイマセン)
そんなときにこのLINE Liteを導入すれば、サブ端末でもメイン端末のLINEメッセージを受け取ることができます!
仕事のLINEなんて私生活では見たくないもの…
私生活用、仕事用で端末とLINEアカウントを別々で持ってる場合、このLINE Liteを仕事用のスマホに入れて、「仕事用端末には仕事のLINEと私用LINEの両方の通知が来るが、私生活用端末には私用のLINEだけ通知させる」なんてこともできます。
もちろん逆も可能ですよ!
また、SIMを刺してないサブ端末でメイン端末のLINEを受け取ったり(Wi-fi必須ですが)できるので、家で眠っている端末に意外な利用価値が生まれるかもしれませんね!
便利その3:iPhone→Androidの機種変!でもLINEのトーク履歴は残したい…
Android↔iPhone間ではラインのアカウントの引き継ぎは可能ですが、残念ながらトーク履歴を引き継ぐことはできません。
アカウントの移行が完了したら前の端末のトーク履歴は全て消えてしまい、自動でLINEからログアウトされてしまいます。
アプリ内でトーク履歴のバックアップというのも可能ですが、txtファイルでの保存になってしまうのでかなり見栄えが悪いです…
そこでこのLINE Liteの出番というわけです。
AndroidにLINE Liteを入れればiPhoneのLINEをそのまま残すことができるんですね〜
私は現在この方法を使ってiPhoneにLINEをそのまま残してP40 ProでLINE Liteを使っています。
私のP40 ProはGMS導入済みということもあり、普通のスマホとはちょっと違うのでメイン端末として使うのに不安がありました。
もし完全にP40 Pro側にLINEを乗り換えたとして、Play storeのLINEはもし仮にGMSが動作しなくなったとき使えなくなってしまいますし、
AppGallery(HUAWEIのストア)からダウンロードできるLINEはデータのリストア、バックアップができないという深刻な問題を抱えています。(Android版LINEはデータのバックアップにGoogleのサーバーを使っているのでGMS非対応のHUAWEI端末は引き継ぎ、バックアップが不可です)
10/28追記 HUAWEI AppGallery版LINE、8/12に配信停止していたようです
今どき仕事でも使われることの多いLINE。
GMS導入済みHUAWEI端末なんて不安定で不確かなものにまるっと移行するのも不安!
AppGallery版の引き継ぎもバックアップも出来ないアプリを使うのは嫌!
iPhoneからAndroidに乗り換えたもののiPhoneに戻る可能性がある!
LINE Liteはそれらの要求にうまくマッチしているアプリと言えます!
GMS導入しなくてもLINE Liteはインストールができるので、もし仮にGMSが封鎖されても問題なく使用できます!
HUAWEI端末のためにあるアプリと言っても過言ではないのかもしれません(?)
つい最近GMSが封鎖されましたよって記事です↓
LINE Liteの導入法は?
このLINE Liteというアプリ、実はストアからダウンロードができません。
Play Storeで検索すると出ては来るのですが、
「お住まいの国では利用できません」
と出てきてしまい、インストール出来ないのです。
ではどうやってインストールするのか?
インストーラーを探してきて、直接本体にダウンロードします。所謂「野良アプリ」です。
「ストアを介さず直接インストールするなんて、危険なアプリなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、このLINE Lite、本家LINEと開発元が同じなんです。
なにかあっても本家LINEの運営チームからサポートが受けられますので安心して使うことができます。
インストーラーはこちら↓からダウンロードできます
Root化のような特別な手順もなく簡単に導入可能です
このアプリを使っている感想
iPhoneのLINEを消さないために、やむ無し
という気持ちで導入したLINE Liteでしたが、使用感は思っていたよりも全然快適です。
最低限の機能はしっかり本家並みに使えるので、本家LINEと比べて不便はほとんど感じません。
強いて不満点をあげるなら、QRから友だち追加ができないので「友だち追加してくれればクーポン」みたいなのができないことと、iPhoneのころ購入した着せ替えがつかえないことくらいでしょうか。どっちもそこまで気になりません。
トーク画面以外なんっっっっもありません。
元々タイムラインとかウォレットなどの機能は使っていなかったので、なくなってスッキリした気すらします。
ストアがないのでLINE Lite単体でスタンプを購入することはできないのですが、購入したスタンプは問題なく使用できます。追加購入すれば追加分ももちろんダウンロードできます。
本当に至って普通に使えます。
LINE Liteを使っているときは本家LINEに通知を出さないという設定もできるので、2台が同時になるのが嫌だったらこの設定でLINE Liteのみ鳴動というのもできます。
単純にLINEができる端末が2台あるのも便利です。
片方で動画見ながらもう片方でLINEできたり、片方をアップデートとかバックアップしているときにももう片方でLINEできたり…
LINEは連絡にしょっちゅう使うアプリだからこそ2台あるとかゆいところに手が届く感じがします笑
何よりも、iPhoneのLINEの履歴が消えていないこと。これがとてもありがたいです。
P40 Pro購入当初はAndroidにiPhoneからLINEが引き継げないということが念頭になくって本当に焦りました。
手に入れて早速P40 Proを手放すことすら選択肢にあったほどです。
それを解決してくれたLINE Lite。
このアプリは私にとっては正しく救世主のような神アプリでした
LINE Lite使用上の注意
ログイン画面
起動して一番最初、ログイン画面です。
「はじめる」と「メールアドレスまたはQRコードでログイン」の2つの選択肢があります。
本家LINEのデータを消したくない場合は、「メールアドレスまたはQRコードでログイン」を選んでください
ここでもし「はじめる」の方を選んで設定を進めてしまうと、LINEのデータをLINE Liteに引き継ぎという形になってしまい、本家LINEの方のデータが消えてしまいます。
「メールアドレスまたはQRコードでログイン」で設定を進めた場合のみ、本記事で紹介したような2台同時利用が可能です。
絶対に間違えないようにしましょう。
私は間違えました。iPhoneのLINEは初期化され、強制ログアウトされました。
iCloudにLINEのバックアップがあってので復元して事なきを得ましたが当時はマジで肝を冷やしました。
LINE Liteからの同時ログイン数
こちらのLINE Liteから接続できる最大数は1台までのようです。
P40 Proに導入したあと、手持ちのMediaPad M5にも導入しようとしたのですが、LINE Liteで新しいログインがあると古い方は自動でログアウトされてしまうみたいです。残念
iPhoneは非対応
野良アプリをインストールする関係上、野良アプリに対応していないiPhoneには導入する方法がありません。そのため本アプリはiPhone非対応です。
調べていないのでわかりませんが、脱獄を行えばもしかしたら利用可能かもしれません。試す際は自己責任でお願いしますね。
最新バージョン2.17.1での不具合
これは私だけなのかもしれませんが、LINE Liteの最新バージョンである2.17.1では、トークから画像をダウンロードするとダウンロードした画像の拡張子が消えるという不具合が発生しています。
いろいろ試したところ、前バージョンの2.17.0でも同様の不具合が発生しました。
この拡張子なしファイル、開こうとするとこんな画面になります
ここで「画像」を選択すれば普通に開けます。
それか、ファイル名を編集してファイル名の語尾に「.jpg」を付け足せば以降普通の画像ファイルと同様に開けるようになります。
LINE Liteからダウンロードした拡張子なし画像はギャラリーアプリでは普通に閲覧することができるのですが、アルバムを見ると何故か「LINE Lite」フォルダに入っておらず、語尾に数字付きの新しいフォルダが勝手に作られ、そこに振り分けられます。
しかもこれ、1枚ダウンロードするたびに1つの新しいフォルダが作られます。
これめちゃくちゃダルいです。
各バージョンのインストールを繰り返して、前前バージョンの2.16.0ではこの現象は発生しないということを突き止めました。
LINE公式お問い合わせには上記問題は問い合わせ済なので、次回のアップデートで直ればいいなぁなんて思いつつ、しばらくはこのバージョン2.16.0を使うことにします。
もし上記のような不具合にお悩みの方がなんかの拍子にこのブログ記事にたどり着きましたら、バージョン2.16.0へのダウングレードをお試しください。
まとめ LINE Liteは便利なアプリ!
かなり長い記事になってしまいましたが、LINE Liteの便利さ、伝わりましたでしょうか?
まとめですが、LINE Liteは本家LINEで使っているアカウントにメイン端末以外からログインできる便利アプリです。
開発もサポートも本家LINE公式で、Root化などの特殊な改造をする必要もなく導入可能な安心安全なアプリです。
Androidタブレット買ったけど、iPadみたいにLINE使えねーじゃん!とお怒りの方や、
家に眠っているAndroid端末をLINEもできるサブ機として利用したいとお考えの方、
また私のように、iPhoneのトーク履歴を残したままAndroid端末に乗り換えたいと思っている方には、LINE Liteは唯一無二の便利アプリだと思いますよ!
今回の記事はここまでです!ありがとうございました。