【スマホ修理】iPhone8 画面修理しました
今回はiPhone8の画面割れを修理したのでその記録です。
画面が割れると見栄えが悪くなるだけでなく、ガラス片が刺さる危険があったり、タッチ操作がおかしくなったり…
何よりも他人にだらしない印象を与えてしまうように思います。
キズキズの車に乗ってる人は私はそんなに見かけませんが、バキバキのスマホを持ってる人はよく見かけます。
車と同様、場合によっては車以上に重要かもしれないスマホ端末をバキバキのままにしておける気持ちは私にはわかりません…
ただ、ある程度「壊れても動く」という信用があるからこそ、割れてもそのまま放置される人が多いんだろうと思っています。
そう考えるとスマホを作る技術者、技術力、本当にすごいですよね…
そんなことを考えながら分解します。
ちなみにこの端末は画面割れの影響でタッチが効かず操作不能になっていました。
「スマホの修理」と聞くとなんだか難しい、専門知識が必要そう、と考えられる方がほとんどかと思います。私もそうだったので。
実際、そんなことはありません。
水没復旧だとか基盤関係の修理、Touch IDやFace IDなどの修理とかは専門知識なしでは到底出来ない難しい修理になりますが、
割れた画面の修理とかバッテリー交換くらいならとても簡単です。
交換パーツを買って、入れ替えるだけ。
簡単なプラモデルを作るような作業のみなので、難しい技術も必要ありません。
iPhoneであれば、こちらのサイトに修理のマニュアルが掲載されていますし、
専用の工具もアマゾンとかで購入できますし、
OPPSK 14in1 修理ツール 画面修理/交換/分解工具 スマホ iPhone用修理キット
パネルや部品類なども、アマゾンだったりメルカリだったりで調べたらたくさん出てきます。
アップル正規店や非正規店で修理に出した経験のある方は、アマゾンだとかメルカリのパーツの値段を見てあまりの安さにビックリするかもしれませんね。
ここまで聞くと自分で修理するといいことづくめじゃんという気持ちになると思いますがすが、自分での修理を決して推奨するわけではございません。
修理品パーツと称して出回る部品は正規品ではなくコピーパーツと呼ばれるもので、品質の善し悪しもマチマチ。
私が経験した粗悪品だと、3Dタッチ機能の反応が極端に悪いパネル、正規品よりパネルのベゼルがやたら広かったりしたもの、リンゴループを繰り返すバッテリー…なんてのがありました。
中には不良品の返品交換を断ってくる業者や、非正規品を正規品と偽る商品もあります。もし購入する際は取引数が多い信頼できそうなショップ、出品者を選びましょうね。
また、自分で修理をする際はあくまで自己責任のため、もし何か間違えてしまえば端末が破損するだけでなく最悪怪我を負う場合もあります。
もし大事な端末に何かあったとき、他人に責任を押し付けられるのが正規修理や非正規修理サービスの強みであり、自分で修理するより値段が高く付くのはその責任を負う分の付加価値であると思います。
iPhone8のパネルを取り外しました。
真ん中に青いスタンプがありますが、アップル正規品にはこんなものはありません。このスタンプがあるのは非正規パネルの特徴です。どうやらこのiPhoneは以前に修理歴があったみたいですね。
写真の上側のぶらぶらしてるのが、イヤースピーカー、インカメラとそのケーブル類です。
下側のメカメカしい部分がホームボタンの裏側です。
これらは故障していない限り、外して新しい交換パネルにそのまま取り付けます。
ここでホームボタンのケーブルを傷つけてしまうと、Touch IDが使えなくなってしまいます。
Touch IDやFace IDなどの高精度センサ類は、部品交換で直るような単純なパーツではないのです。
私にはそんなセンサ類を直す知識がないので、壊したらやばいです。くれぐれも壊さないよう丁寧に扱います。
8以前の物理ホームボタン搭載の機種は、画面修理の際ホームボタンの付替作業があるので、その分工程が少し多く、ちょっとめんどくさいです。
X以降の機種にはホームボタンがないので工程が減ってもっと修理が簡単になりますよ。
新しいパネルに部品を取り付け、簡単な動作確認をしてもとに戻して作業完了。
以上でiPhone8の画面修理が完了しました。お疲れさまでした。